視察・研修に行ってきました

2010/2/17 水曜日

会派視察で宮崎市・黒川温泉・西原村へ

市議会会派『政策の会』の会派視察に行ってきました。

【視察テーマ】
○宮崎市『コミュニティー税の背景』
○黒川温泉旅館組合『地域活性化の成功の取り組み』
○阿蘇郡西原村『風力発電施設誘致と今後の展開』

 
  

まず伺ったのは宮崎市。対応して頂いたのは宮崎市議会議員の鈴木いっせいさん

実は今回、全国で初の『コミュニティー税』を導入した経緯・効果をお聞きする予定で、市当局にアポイントを取っていたのですが、その後、1月24日の選挙で市長交代。しかもコミュニティー税反対派の方が当選したとかで、なんと視察対応を断られてしまいました…。

直前で行程変更もできず困っていたところ、市議の鈴木いっせいさんが、(私が面識もないのにイキナリ電話して不躾にお願いしたにもかかわらず)快く説明役としての労をお引き受け下さいました。しかも、事前に役所の方へ様々な資料を取り寄せて頂き、コチラの質問に対してもざっくばらんに鋭く応えて頂き、むしろ普段より充実した内容となりました。本当に感謝です。ありがとうございました。
 
 
コミュニティー税とは、市民税に500円上乗せし、その収入分をそのままコミュニティー関連の施策に充当するものです。使い道は、住民が決め、福祉・防災・まつりなど地域のニーズにそって活用されています。

税全体の使い道の把握は専門的でわかりづらい、住民参加がしづらい、そのうちコミュニティーへの関心が薄らいでしまい、不満がつのる。こういった東大和にもある悪循環を断ち切る素晴らしい試みであると私たちは思っています。『ふるさと納税』『補助金のプレゼン方式での支給』などと組み合わせて、新しいスタイルのコミュニティー・NPO支援などにつなげられないかと思い伺った次第です。

当然、反対もあるそうです。「自治会でいいのではないか」「今までの予算の範囲で捻出すべき」「そもそもこのご時世に少しでも増税はおかしい」などが代表的なところでしょうか。
鈴木さんも「反対する理由も理解できるが、やはり、前向きな面を捉え、みんなで改善していく方向でありたい」とおっしゃっていました。

私たちも鈴木さんに共感しました。実際各地域からあがってくる数百ページにも及ぶ実績報告をみると、本当に身近な、しかも面白い施策が数多くあります。住民の知恵を借りながら行政分野をカバーする本当の協働があるのではないかと思いました。未来の行政への可能性がある非常にいい取り組みだと思いました。

話は尽きなかったのですが、時間もあり、お互いの頑張りを誓い宮崎を後にしました。

 
 
 
 
その後、熊本県南小国町の黒川温泉郷へ。対応して頂いたのは黒川温泉観光旅館協同組合代表理事の遠藤敬悟さん。遠藤さんは温泉旅館の『和らく』を経営されています。

黒川温泉は旅館29軒(477室)の小規模な温泉ですが、各種マスコミで全国のトップランクに入るほど評価の高い温泉です。それが1980年代まではひなびた温泉だったときき、その成功の秘訣を伺いに行きました。

『女性用露天風呂の導入』『他の旅館の露天にも自由に入れる(有料)』『温泉情緒のある景観整備』など、巷では様々いいところがでています。私の結論として、もっとも見習うべきは、各旅館としての成功ではなく街全体としての成功を追求しているところでした。

入湯手形という組合発行の温泉入浴券は、ともすれば各旅館にとっては手数料を組合に払わなければいけない(=つまり利益が減る)歓迎できないものとなりがちです。組合やコミュニティーのために手間やお金をかけるのはなかなか億劫なことです。

ですが、ここではそれが生きています。立地条件として「山奥だから運命共同体でしかありえない」「運が良かっただけ」という謙遜もおっしゃっていましたが、“街の発展が自分たちの発展”という気持ちを維持するための多くの工夫と高い意識を感じました。

色々、工夫の実態はお聞きできましたので、これをわが街でなんとか活かしたいなぁ。

 
 
 
 
最後に西原村。対応して頂いたのは西原村企画室長の海東義朗さん。

こちらの風車は、もちろん風力発電のためです。発電量は村の全世帯(約1,700)の年間消費量の4倍近く。でも村の電気には一切あてていないそうです。建設費は九州電力が、年間の維持は電源開発㈱とアサヒビール㈱が出資する株式会社グリーンパワーが持ち、村は場所の提供がもっぱらだそうです。

村にとっては、固定資産税収入と売電収入、あとは観光効果、街のイメージづくりという果実が得られます。風車で日常電力を賄うにはまだまだ技術的課題が多く、ある種実験施設と言えます。土地と風という村にとってはありきたりのものを使い収入確保に繋げている。なかなかに、やり手だなぁと唸らせられる施設でした。

海東さんの名刺には、企画室長・情報政策・企画振興・企業誘致と記されています。70人程度の村役場では、兼務が多くなり大変だなぁとおもいつつも、その分、縦割りにならず横断的な施策の発想が産まれやすいのでは、と感じました。

 
 
帰りに『俵山交流館 萌の里』で食事をとりました。お話の中で「年商4億売り上げる」とききました。すごい。株式会社の運営ですので、村が出資してつくったのでしょうか(詳しくはお聞きできませんでした)。公共的な施設でそれだけの売り上げをあげているなんて。東大和では“公務員は客サービスが下手というのが常識です。どういう違いなのか。

中を見学しましたが、近隣農家の産直野菜が名前入りで格安で販売されていました。「阿蘇にむかう道路沿いで立地がいいだけですよ」とコチラも謙遜されていましたが、なかなかどうして。もう少し秘訣をお聞きしたいと後ろ髪惹かれる思いでした。しかも家に帰って村のHPを改めて見てみると原宿にアンテナショップも作っていました。がんばってる!
 
 
 
 
視察は全般的に駆け足で行かざるを得ないところがあります。仕事のある相手に時間をとってもらい説明してもらうので、最大2時間程度というのが礼儀となっています。でもそれだけだと不完全燃焼気味なのも事実。

でも今回は、ソフト面の街づくりの手法を様々な角度からお伺い出来て、非常に充実した視察でした。
 
 
 
 
【全体行程は以下の通り】

2/10(水) 6:30 東大和発  (移動)  10:00 羽田空港発
        (飛行機)  11:50宮崎着  (移動・昼食)
        13:30 宮崎市議会会派控え室にて視察  ~14:30終了
        (移動)  21:30熊本市着 (食事・就寝)

2/11(木) 10:00 レンタカー借り出発  (移動)  12:30 黒川着
        (昼食) 13:30 黒川温泉組合事務所にて視察  ~16:00頃終了        (食事・就寝)

2/12(金) 10:00 出発  (移動) 
        11:00 西原村にて視察  ~ 12:30終了
        (昼食)  西原村物産館及び阿蘇くじゅう国立公園を軽くまわる
        17:00空港着 (レンタカー返却・搭乗手続き)
        19:00熊本発  (移動) 20:30羽田空港着 (食事・移動)
        24:00頃 東大和着

2010/1/16 土曜日

医師会が開催した新型インフルの講演


本日はハミングホールで14:30から医師会主催の講演会でした。新型インフルについて疫学の専門家の方の講演がありました。
 
 
あれは何だったんだろうかという騒ぎ具合と、現実のギャップ。母が福祉の事業所をやっている関係もあり、タイムリーな企画に食いついてみました。
 
お聞きした限り、適切な予防が必要なことは間違いなかったようです。各国と比較した日本の感染率の低さなども指摘されていました。 
  
とはいえ、やはりマスコミのあおりっぷりはやりすぎだったのではないかとも思いました。今日、専門家の抑制的な、かつデータに基づく解説をお聞きするにつけ、なおさら「あの不安感はなんだったんだろう?」とも思いました。
 
とにもかくにも、こういった内容の講演会が無料で見られるというのは、ありがたいなぁと思います。(別に議員だからただではありません、入場無料です、医師会の社会貢献事業です)
 
結構地域にはいいものが転がっているのに、その情報から遠い人は損をしているなぁ、と思います。情報チャンネルがテレビや雑誌だけだと偏りますからね。同時に、こういった良質の情報を届ける仕組み作りをするのも私の仕事の一つと再確認いたしました。

2008/2/8 金曜日

議会運営委員会で三鷹市へ

議会放映や採決システムが充実している三鷹市の議場に視察に伺いました。

正直な話、「お金があればなぁ」というのが結論でした。東大和市も議会放映そのものは反対する方はほとんどいません。が、予算的に厳しい、というジレンマがあります。

HPの議事録検索もシステムを入れると500万くらいかかり、なかなか実現しない経緯があります。(その後こちらはシステムなしで工夫して実現させました。)

行政改革で実をあげて、必要な予算はつけられるようにしていきたいものです。

2007/10/8 月曜日

厚生文教委員会で能登・石川へ

震災での学校や文化財への影響と対策などを視察しに能登・金沢に行って参りました。

能登半島沖地震で文化財に被害がでた状況を伺いましたが、例えば東大和でも南公園に「戦災建造物」があります。あれ、どうすればいいんだろ?等と思いながら聞いていました。耐震改修をした方がいいものなのでしょうが…。

また、金沢では美術館も伺い、様々な工夫した取り組みをお聞きしてまいりました。このあたり詳細は行政報告書や視察報告書を是非ともご覧ください。

2005/10/21 金曜日

いわき・石巻へ(小林)

厚生文教委員会の視察火・水・木で厚生文教委員会の視察に行きました。今回はいわき・石巻で総合福祉センターや大規模市民センターを見てきました。

いわきの総合福祉センターは建物自体より、福祉に関するコンセプト・アプローチが素晴らしいと思いました。施設は良くても魂が入ってないパターンはよく見られますが、まずしっかりとした考え方があり、その上で施設を作ったんだろうな、と思えるところでした。

実はいわき市の福祉部には私の先輩がいて「大して自慢できるもんでもないよ」と言われていました。でもそれは単なる謙遜か、または高いレベルなのに当たり前くらいに思えるいい環境にあるのかな~、と思いました。

石巻の遊楽館という施設もなかなかのものでした。まず建築自体が面白い。そして、体育館から貸しホール、公民館まで社会教育・生涯学習に関する機能 を集約したものでした。ただし、財政的な負担はいかばかりかと心配になる豪華さで、かつ辺鄙なところにあるので活用も難しいそう。聞くと合併がらみの駆け 込み感もあるようで・・・。なかなか難しいところです。

ちなみに、道中はずっと海産物が美味しかった!日本の地方を周るといつも思いますが、やはり日本は海の国。現代人は肉食になりつつありますが、もったいないなぁと思います。残念ながら都市では鮮度は落ちますが、美味しい魚はこんなにも美味しいのに。

まあ、帰ってくると結局肉が食いたくなりますが・・・